知られざる与那国駐在所と島の未来

日本の最西端:与那国島をめぐる海上保安体制のこれまでとこれから。

空港・港を有事に備え整備、
戦闘機や護衛艦対応…政府計画原案

読売新聞オンライン
2023/08/24 05:00

防衛力強化に向けた政府の「公共インフラ(社会基盤)整備計画」の原案が判明した。

全国約40の空港・港湾を対象とし、沖縄県の与那国島の新たな港湾整備や宮古島の宮古空港の滑走路延長などを挙げた。
(中略)
原案によると、与那国島には、自衛隊の護衛艦や海上保安庁の巡視船が接岸できる新たな港を整備する。

空港・港を有事に備え整備、戦闘機や護衛艦対応…政府計画原案 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
総合的な防衛体制の強化に資する研究開発及び公共インフラ整備に関する関係閣僚会議 >第1回 総合的な防衛体制の強化に資する研究開発及び公共インフラ整備に関する関係閣僚会議 議事次第|内閣官房ホームページ
内閣官房,新型コロナに影響を受けた非正規雇用労働者等に対する緊急対策関係閣僚会議 議事次第

はじめに

まずは気になるニュースのご紹介から。

冒頭に引用した報道記事によると、日本の防衛力強化の一環として政府は空港や港湾の整備計画を進めているとのこと。

その中で与那国島に護衛艦や巡視船が接岸できる新たな港を整備していく計画があるようです。


そもそも沖縄県の与那国島(与那国町)は日本の最西端にあって、沖縄本島や石垣島よりも台湾の方が近いという特殊な環境です。

そしてこの島には船艇を有する海上保安署海上保安部は置かれていません。

つまりこの政府の計画は、取り急ぎ台湾有事が発生した際に与那国島の住民避難を可能とするための港湾整備ということなのでしょう。

ところで、この記事の文面からは単純に岸壁を増築するだけのようにも思われます。

しかし、
私はこれを【与那国海上保安署】開設への布石ではないかとにらんでいます。

なぜなら与那国島には将来の海上保安署の開設につながるであろう部署が既に存在しているから。

その部署の名前は、


石垣海上保安部 与那国駐在所いしがきかいじょうほあんぶ よなぐにちゅうざいしょ



今回はこの知られざる部署をとりあげて、日本最西端の海上保安体制について考えていきたいと思います。

知られざる与那国駐在所

さて、
”知られざる部署”なんて言うと、まるでドラマVIVANTヴィヴァンに登場する闇の諜報機関”別班”かのようですが…。

今回の【与那国駐在所】は海上保安庁でも極端に知名度が低いという意味で「知られざる」存在なのです。

べつに”別班”のように人知れず潜伏し、非合法活動をも行うような怪しげな組織ではありません。

ただし、
駐在所の存在は海上保安庁の組織図に載っておらず、【第11管区本部】などのHPでも紹介されていないのです。

さらにここには巡視艇はおろか、監視取締艇のような小型ボートすら配備されておらず。

そのため、
駐在所の人員は何人なのか?
普段はどんな仕事をしているのか?

…を現在の公式情報からうかがい知ることができません。


各事務所の紹介
第十一管区海上保安本部について (mlit.go.jp)

石垣海上保安部の概要
石垣海上保安部 (mlit.go.jp)

ちなみに、
なぜ私が駐在所のことを知っているかと言えば、偶然グーグルマップで見つけたからです(笑)

石垣海上保安部与那国駐在所 · 〒907-1801 沖縄県八重山郡与那国町与那国999−1
沿岸警備隊

地図情報には住所や電話番号も載っていますから、政府非公認の機関ではなく健全な(?)組織のようです。

なお、与那国島には沖縄県警の与那国駐在所と久部良駐在所もありますが、もちろんこれとは別の組織。

このように海保の【与那国駐在所】の存在を知ったものの、それ以上の情報はわからずじまいでした。

そして、あまりの情報の少なさに、今はもう廃止された部署なのか?とすら思っていたのです。

「住所も電話番号も書いてあるんですね…」

騒然とする町役場の中に

しかし!

思わぬところで駐在所の存在を感じさせる出来事がありました。

それは2023年(令和5年)5月31日(水)朝6:30のこと、北朝鮮がミサイルを発射しJアラートが速報されました。

そして沖縄県の各市町村役場が対応に追われる様子が、テレビで映し出されていたのです。

そんな中で【与那国町役場】の執務室内に、一人の海上保安官がいるのを私は見逃しませんでした!
( ・`д・´)シャキーン!


なぜ海上保安官とわかったかというと、紺色の第四種制服(夏用)を着ていたから。
(…たしかそうだったと思います)

朝の出勤前の時間帯で一瞬チラッと見えただけなのですが、私はこの保安官こそ駐在所の人に違いない!と思ったワケです。

こうして海保の【与那国駐在所】は現在も存在することを確信した上で、改めて調べてみると意外な歴史と役割を持っていることがわかりました。

それでは少し長い話になりますが、
歴史をさかのぼってみましょう。

月日できごと
1948年
S23年
05.01海上保安庁
発足
1972年
S47年
05.15沖縄返還
第11管区発足
石垣保安部開設
1977年
S52年
09.02喜屋武議員に対する
政府答弁書
1980年
S55年
05.01与那国駐在所
開設
1985年
S60年
02.02与那国駐在官、
台湾漁船の密漁を現認
1995年
H07年
11.01海上保安白書に
コラム記事が掲載
2002年
H14年
03.02~4
いずれかの日
高木政務官、
駐在所を視察
2004年
H16年
11.01谷本議員に対する
本庁次長答弁
2007年
H19年
02.18「どなん海人特区」
提案不採用
2016年
H28年
09.07田中副大臣、
駐在所を視察
2023年
R5年
05.31北朝鮮、
ミサイル発射

与那国駐在所はいつ設置されたか?

ここからは断片的な資料から浮かび上がった【与那国駐在所】の歴史とその役割について紹介していきます。

まずは開設に至るまでの歴史から。

戦後1948年(昭和23年)5月1日に海上保安庁が発足。

その後、
1972年(昭和47年)5月15日に沖縄が返還されると同時に、【第11管区海上保安本部】が新設されます。

同日、
【石垣海上保安部】【石垣航空基地】も開設。

【石垣海上保安部】の管轄は石垣島以西の西表島や波照間島、与那国島などでした。

そして5年後の1977年、沖縄出身の参議院議員:喜屋武 眞榮きゃん しんえい氏が次のような質問を政府に投げかけています。

沖繩周辺における外国船による領海侵犯に関する質問主意書
提出日:昭和52年8月3日
提出者:喜屋武 眞榮

三 日本最西南端に位置する与那国島周辺においても、台湾漁船による領海侵犯が著しく多く、地元漁民への影響が出ていると聞いている。

そこで、与那国町に第十一管区海上保安本部の海上保安署を設置し、常駐警備体制をとるべきであると思うがどうか。

沖繩周辺における外国船による領海侵犯に関する質問主意書:質問本文:参議院 (sangiin.go.jp)

台湾漁船による違法操業に関して、与那国島への海上保安署の設置を議員は求めています。

これに対して政府は、
管区本部や石垣保安部の巡視船艇・航空機の効率的な運用によって監視・取締まりを行っていること。

そして、必要な場合には他管区からの派遣を行うことを答弁するにとどめ、保安署の設置には言及しませんでした。

参議院議員喜屋武眞榮君提出沖繩周辺における外国船による領海侵犯に関する質問に対する答弁書:答弁本文:参議院


しかしこの3年後、
1980年(昭和55年)5月1日に、
【石垣海上保安部 与那国駐在所】が開設されています。

喜屋武きゃん議員への答弁の後にどのような事態の推移があったのか、私が調べた限りでは不明です。

そしてなぜ海上保安署ではなく駐在所が設置されたのか…。



そもそも駐在所については、2022年に発行された【第11管区本部】の『50年史』の中では触れられていません。

ただし、
10年史『10年のあゆみ』pdfの歴史年表(p69)に、開設の事実がサラッと一行書いてありました。

とりあえず駐在所は開設から約40年が経過しており、それなりに歴史ある存在と言えます。

でも未だに組織図には載らない謎の部署。

それは一体なぜなのか?

さらに駐在所の歴史を追うとともに、その業務についてもご紹介していきましょう。



警戒監視業務

【与那国駐在所】の日常業務についても断片的な情報しかありませんが、そこからいくつか推測できることがあります。

開設から5年後の1985年(昭和60年)。

与那国駐在官が台湾漁船の密漁を現認したことをきっかけとする、航空機・巡視艇の出動事件について記録が残っています。

4 主要事件
(5)台湾漁船による領海侵犯操業事件

60年2月2日、石垣海上保安部与那国駐在官が与那国島東崎約700メートル沖合のリーフ付近にて、台湾漁船が爆発物を使用し密漁しているのを現認しましたので航空機と巡視艇が協力して捕捉のうえ、船長を外国人漁業の規制に関する法律違反で緊急逮捕しました。

第十一管区海上保安本部『沖縄における海上保安の現況』昭和61年8月p17pdf


そして時代は下って、
1995年(平成7年)の『海上保安白書』にコラム記事が掲載され、駐在員の仕事と生活を知る貴重な手がかりとなっています。

与那国島駐在記

(略)
この島に、石垣海上保安部の与那国駐在所があり、海上保安部の職員が一名ずつ交代で駐在し、海難救助や外国漁船の監視等の海上保安業務に当たっており、何かあれば、駐在所から直ちに海上保安部に通報し、これに基づいて最寄りの巡視船艇や航空機が出動し事案に対処することとなります。


しかし、何と言ってもこれらの仕事をうまくこなして行くには、地元の方々の協力が絶対不可欠ですから、海上保安業務に対する理解と協力が得られるように日頃から親交を深めておくことも駐在海上保安官の重要な仕事の一つとなっています。

『平成7年版 海上保安白書』p114-115

先に述べたように駐在所には巡視艇や監視取締艇といったフネは配備されていません。

そのため普段は陸上から海上監視を行い、違法船舶があればこれを【石垣海上保安部】に通報する業務体制になっているのだと思われます。

救難活動においても同様で、付近の海域で救助要請があればやはり【石垣】に出動を求めているのでしょう。

要するに、駐在員自らが巡視船艇に乗り込んで警備救難活動を行うわけではないということです。

国際航海船舶の入出港業務

駐在所は警戒監視業務の他に、もう一つ大事な業務を担っています。

それは与那国島の港に入出港する船舶に対する保安業務です。

例えば、
外国から日本の港に入港するすべての船舶は、24時間前までに港を管轄する海上保安部署に「船舶保安情報」を通報することとなっています。

与那国島の場合は、この通報届出先が【与那国駐在所】となっているようです。
(おそらく保安情報は石垣保安部に転送されるのでしょう)

実はこの届出を与那国町役場が代わりに受理できるよう模索されたことがあります。

それは2006年から2007年(平成18~19年)にかけての構造改革特区構想の募集に対する、与那国町役場からの提案「どなん海人特区」においてでした。

与那国島を起点とした小型貨物船・貨客船等の短国際航海推進に資する特例措置
(どなん海人特区)

提案事項管理番号:1113040
制度の所管・関係官庁:国土交通省
最終回答:平成19年2月28日

提案の具体的内容
与那国町において、船舶法上の小型貨物船・貨客船が、「国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律」等の法令を遵守し、与那国島を起点とした国際航海を行うことを推進するために、かかる航海に従事する小型船舶の与那国島内港湾に係る入出港の届け出を与那国町役場が受理できることとする。

提案理由
与那国島には石垣海上保安部の職員一名が駐在しているが、その事務の一部を町役場が協力することにより、入出港をより容易なものとする効果がある。

「構造改革特区の提案募集」の再々検討要請に対する各府省庁からの回答について(お知らせ) (chisou.go.jp)
国土交通省(特区第10次 再々検討要請回答) (chisou.go.jp)pdf

結果として、
この特区構想は実現しなかったのですが、提案資料から逆に駐在所が担う国際業務を知ることができました。

駐在所の人員体制

最後に駐在所の人員ですが、
おそらく2名が駐在所員として指定され、1名ずつ交代で現地に駐在しているのではないかと私は推測します。

そして一年中ずっとではなく、一年のうち計150日間のみ与那国島に駐在しているようです。

これは2016年(平成28年)に駐在所を視察した当時の国土交通副大臣:田中良生衆議院議員のブログからの情報です。

田中議員のブログには、
「海上保安庁職員が、年間150日間交替で詰める与那国駐在所の現地確認を行い、駐在の職員を激励しました。」との記述があります。

16.09.07 海上保安庁・第十一管区業務視察・2日目 : 田中良生ブログ
海上保安業務の視察2日目。朝一番、石垣島・野原崎に。その後、飛行機で与那国島に渡り、日本最西端の灯台“西埼灯台”を視察。周辺海域のしょう戒業務等について報告を受けました。そして、海上保安庁職員が、年間150日間交替で詰める与那国駐在所の現地確認を行い、駐在の

このブログには駐在所内の写真が掲載されており、貴重な一枚となっています。

写真ではいかにも昭和に建てられた感じの役所の一室に、これまた昔の事務机が2つ並べられています。

それぞれの机上にはノートパソコンやプリンターの他、双眼鏡やラジオ、ファックス電話機など。

壁に貼られている日焼けした周辺海図がちょっとさみしい印象です。


ともあれ、
一年365日ではなく、複数が交代しながら一名ずつ勤務するという変則的かつ小規模な形態のため、与那国駐在所】は組織図に載らないのではないかと想像されます。


新たな業務:国民保護と港長業務

さて。
話はようやく2020年代に戻ります。

以上のように細々と活動してきた【与那国駐在所】でしたが、近年の与那国島をめぐる情勢は急速に変化しています。

たとえば中国による尖閣諸島への領海侵入に加え、最近では台湾への武力侵攻も懸念されています。

そして北朝鮮からの繰り返されるミサイル発射実験など。

与那国島の位置
与那国島について | 与那国町役場 (town.yonaguni.okinawa.jp)

こうした国際情勢の緊迫化に対して、島内では陸上自衛隊の配備が進められ、沖縄県警本部:警備部(那覇市)には【国境離島警備隊】が新設されました。

そして台湾有事やミサイルの着弾が起こった際に、与那国島を含めた八重山地方の人々をどう守るかが課題となっています。

とりわけ海上保安庁の任務としては、付近を航行する船舶への避難指示や、地域住民の避難輸送が挙げられます。


ふりかえってみて、
冒頭記事の「公共インフラ(社会基盤)整備計画」における、与那国島への巡視船が接岸できる港の整備とは、まさしく有事における【国民保護】活動を目的としたもののようです。

国民保護活動については以前の記事を参照してください。


以上のような情勢を考えると、今から40年以上も前に喜屋武きゃん議員が訴えた与那国町への海上保安署の設置も急に現実味を帯びてきます。

実際のところ、
立派な岸壁や桟橋が造られても、大型船の入出港のためにはそれを補助する港湾要員が必要です。

もっと言えば、
与那国島に大型巡視船や護衛艦、さらには将来的に台湾からの国際航海船舶が常時出入りするようになれば、港則法に基づいて「港長」を置かなければなりません。

この港長には港を管轄する海上保安署または海上保安部の長が選任されます。

よって、こうした事情のために与那国海上保安署よなぐにかいじょうほあんしょが設置される可能性は大いにあると思います。

そして、
もし将来的に与那国島に新たな海上保安署が誕生するとして。

その円滑な開設のためにはやはり地元の方々の理解と協力が必要です。

その時こそ【与那国駐在所】が約40年もの間深めてきた地元との親交が基盤となるに違いありません。



おわりに

もうかなり前のことになりますが、私も与那国島に行ったことがあります。

目的はスキューバダイビングのスポット「海底遺跡」に潜ること。

残念ながら、その時は海流が強かったため到達できませんでしたが、島内を原付で一周したのはいい思い出です。
(Drコトーの診療所跡もみましたよ)

もちろん昔から尖閣問題や台湾問題などはあったのでしょうが、その頃の与那国島は実にのんびりした観光地だったと思います。

海保ファンの立場からすれば、海上保安部署の新設・巡視船艇の新造には単純に心おどるのですが、それは海の平和と安定があってこそ楽しめるというもの。

あの楽しい思い出の与那国島がいつまでも、そのままであってほしいと願わずにはおられません―。

月日できごと
1948年
S23年
05.01海上保安庁
発足
1972年
S47年
05.15沖縄返還
第11管区発足
石垣保安部開設
1977年
S52年
09.02喜屋武議員に対する
政府答弁書
1980年
S55年
05.01与那国駐在所
開設
1985年
S60年
02.02与那国駐在官、
台湾漁船の密漁を現認
1995年
H07年
11.01海上保安白書に
コラム記事が掲載
2002年
H14年
03.02~4
いずれかの日
高木政務官、
駐在所を視察
2004年
H16年
11.01谷本議員に対する
本庁次長答弁
2007年
H19年
02.18「どなん海人特区」
提案不採用
2016年
H28年
09.07田中副大臣、
駐在所を視察
2023年
R5年
05.31北朝鮮、
ミサイル発射



【参考動画】

第十一管区海上保安本部設立50周年記念特設ページ十一管区50年のヒストリー


【参考記事】

台湾で軍事衝突起きたら…
離島住民は巡視船で避難、
海上保安庁が避難経路など調査へ

読売新聞オンライン
2023/08/18 15:00

台湾有事を念頭に、海上保安庁は来年度から、巡視船で南西諸島の住民を避難させる場合などの運用について、詳細な調査を行う方針を固めた。
(中略)
海保が住民避難を想定した具体的な調査を行うのは初めてで、国民保護計画の見直しにも生かしていく。

台湾で軍事衝突起きたら…離島住民は巡視船で避難、海上保安庁が避難経路など調査へ : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

【参考答弁】

衆議院 第161回国会
外務委員会 第2号
平成16年11月1日(月曜日)

谷本委員
(谷本龍哉衆議院議員)
それでは、海上保安庁の何らかの施設があるのか、並びに、では島の方に海上保安庁あるいは自衛隊の巡視艇等を接岸できるバースがあるのかお聞きします。

石井政府参考人
(石井健児海上保安庁次長)
お答えいたします。
海上保安庁では与那国島における警備救難業務のために石垣海上保安部から駐在員を派遣しておりますが、その駐在員の庁舎としまして与那国駐在所がございます。

また、このほか、海上保安庁の管理灯台といたしまして航路標識五基が設置をされております。

また、巡視艇が接岸できるバースでございますが、与那国島には、久部良漁港、祖納港、この二港ございまして、こちらのバースを必要な折に利用させていただいております。

第161回国会 外務委員会 第2号(平成16年11月1日(月曜日)) (shugiin.go.jp)
大型巡視船 南西海域配備図(2023年7月22日現在)

コメント

  1. 海上保安庁の駐在所といえば、かいほジャーナル54号にも掲載ありましたが、串本海上保安署が8月から3月頃まで、太地町の捕鯨シーズンに合わせて設置する太地町臨時駐在所もありますね。
    あちらはゴムボートは設置されているそうですが……
    ただ不思議なのは海上保安庁の各種法令に駐在所が記載ないんですよね……
    もしご存じなことありましたら良ければ特集していただけると嬉しいです。

    • コメントに気づくのが遅くなってすみません。串本保安署の駐在所については初めて知りました。たしか青森に冬限定の機動監視隊や熱海の夏限定マリンパトロールステーションもありましたね。根室の花咲分室や千葉の館山分室とも違った存在は気になるところ。話は変わりますが大阪海上保安”監”部も私すごく気になります!
      現在、資格試験の勉強中のためブログはお休みしていますが、シーズン限定:海上保安部署についても調べてみたいと思います。気長にお待ちくださいませ( ̄▽ ̄)

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