巡視船マップの完成(仮)

これはイメージ図です。
これはイメージ図です

巡視船マップが完成したのでお知らせします。
補足事項もあります。

巡視船マップが完成しました。(仮)

ちょこちょこと作り続けていたマップについて、CL型~PLH型までほぼすべての位置を特定できました。さらにこうした【警備救難業務用船】以外にも測量船灯台見回り船などについてもマッピングしています。

マップを作る過程で多少変更を加えた点もあります。

例えば船艇の位置を示すアイコンについて。
この数が多くなってくるにつれて、マップ表示が見づらくなってしまいました。そこでPM型以下はすべて小さいアイコンに変更しました。

一方でPL型・PLH型は大きいアイコンを使っています。しかし正直に言えば、PL型ですら数が多いので広域地図にすると見づらくなってしまうんですよね…。
(;´・ω・)どうしたものか…

その他、
各船艇の写真が未掲載のものもあります。これは順次作業を進めていく予定です。

写真については、各海上保安部HPやウィキペディアからの引用を基本としています。引用させていただく写真の基準として次のようなことを考えました。

①船体が明瞭に写っているもの
②船艇の特徴や活動状況がわかるもの
③係留位置や地元の風景が写りこんでいるもの


保安部HPによっては【アルバム】とか【ギャラリー】と題したコーナーがあり、その地元ならでは船艇写真が掲載されています。
こうしたコーナーを設けている保安部HPは少ないので、私としてはとても感謝しています。

特に【根室海上保安部】のHPは
すばらしいです!

巡視艇てるかぜ調査中

巡視船マップが完成したとうたっておきながら、実は係留位置がわからなかった船が残っています。

福島海上保安部
CL58
巡視艇てるかぜ

第2管区海上保安本部HPより

この巡視艇についてネット上でずいぶん探したのですが、最後までわかりませんでした。
大体の船はツイッターでどなたかが写真をアップしており、それをヒントにして係留位置を推定できるのですが…。

大型巡視船であれば、普段興味のない方でも物珍しさから写真を撮られることがあります。
しかし小型の巡視艇だと注目されないのか、ツイッター上で見かける可能性は低く感じます。

それにしても【てるかぜ】の情報はツイッターでまったく見かけませんでした。

ということは、
一般市民の目に触れられるような場所にはいないのでは?と推測しています。

いずれにせよ【てるかぜ】については今後も調査を続けていきます。


これを発見できたときが
巡視船マップの本当の完成と
言えるでしょう…。

石垣海上保安部:浜崎桟橋について

石垣海上保安部の船艇が係留されている浜崎桟橋は↓このような風景となっています。

海上保安新聞HPより 石垣港浜崎桟橋
尖閣専従体制の完成披露式 石垣で開かれる-海上保安新聞

いわゆる逆F字型の桟橋が岸壁から伸びており、そこに尖閣領海警備専従の大型巡視船が係留されています。

しかし、グーグルマップの航空写真ではこの桟橋はまだ反映されていません。そのため巡視船マップでもやむなく岸壁付近にアイコンを設置しています。

将来的にグーグルマップが更新された際には正確な位置にアイコンを合わせる予定です。

世界のコーストガード機関

巡視船マップを作っている途中で、海外のコーストガード機関もマッピングしてみました。

こちらは船艇ではなくその組織の庁舎にアイコンを置いています。基本的にはその組織の本部所在地を黄色い〇で示しています。さらに私が興味関心がある場合は下位組織も加えてあります。

なお、
ここで言う「コーストガード機関」の次の定義にならっています。

船艇、航空機等の実働勢力を用いて、
戦時以外の状況において、
海上の安全、治安
及び環境保護の業務を
総合的に、あるいはその一部分を
実施している機関

公益財団法人 海上保安協会『世界の海上保安機関の現状に関する調査研究報告書』第2刷 R3.6.25 p5

要は、
自身の組織をcoast guardと名乗っていなくとも、上記の定義に当てはまるものを「コーストガード機関」と呼ぶことにしています。

まとめ

以上、
色々と述べましたが、まずはご覧いただければ幸いです。

マップを作る過程で様々な発見と気づきがありましたので、そうしたことも今後お伝えしていきたいと思ってます。

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