巡視船マップの注意事項その1

これはイメージ図です。
これはイメージ図です

巡視船マップを利用いただくに当たっての注意事項をお伝えいたします。

航空写真に巡視船が写っていないとき

巡視船マップのアイコンは船艇の停泊場所に設定しています。停泊場所に巡視船が写りこんでいればその船の上にアイコンを置きます。船の画像を目標としているわけではありません。

もう少し説明すると…。
Googleマップが航空写真を撮影した際に巡視船が停泊場所を離れていることがあります。そういった場合は何も写っていない海の上にアイコンが存在する、という形になっています。

再び北海道:稚内港の例で説明いたします。

【もとうら】が写っていません

この画像では防波堤ドームに横付けしている【りしり】は写っています。しかし北防波堤ドーム公園の岸壁にいるはずの【もとうら】はいません。これは先ほど説明したとおり、Googleマップ航空写真が撮影されたタイミングで【もとうら】が出港していたためと推測されます。

逆に、今は【りしり】が写っていますが、航空写真が次に更新された際には写りこんでいないことも考えられます。

ストリートビューで確認してみましょう

Googleマップ航空写真に船が写っていないときは、周辺のストリートビューで確認してみましょう。やり方は以前の記事で紹介したとおりです。

↑このストリートビューでは【もとうら】が写っています。



↑【りしり】と【もとうら】の位置関係がわかりやすいストリートビュー。


以上のように、巡視船マップで船を確認できないときはストリートビューを活用してみましょう。

しかし、場合によっては
航空写真・ストリートビュー両方で
確認できないことがあります。

そのような場合は、海上保安庁HPで公開されている記事やツイッターへの投稿記事などを元に確証度の高い場所にアイコンを設定しています。

停泊場所が変更されることがあります

巡視船を見に行くに当たって理解しなくてはいけないことがあります。それは、

海上保安庁の巡視船艇は、
その業務のために運用されている。

…ということです。
当たり前過ぎる話ですが、大事なことなので。

日々の業務のために運用されていますので、いつも同じ場所に停泊しているとは限りません。複数の巡視船艇で共用している場所では係留位置が入れ替わることはよくあります。また、港の再整備や新築によって、将来的に停泊場所が変更されることがあります。

私自身の感覚としては、自然現象や野生動物を見に行こうとするのと同じだと思っています。いつも遭遇できるとは限らず、むしろ遭遇できればラッキー!くらいの心構えが大切とも考えています。

もちろん遭遇できる可能性を高めるための下調べも重要です。そしてその上でお目当ての巡視船に出会えたら喜びもひとしおですね。
(*’ω’*)

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