巡視船マップの注意事項その2

これはイメージ図です。
これはイメージ図です

ここまで巡視船マップの様々な注意事項をお伝えしてきました。
今回はマジメなお話です。

関係者に迷惑をかけてはいけません!

巡視船艇は全国の様々な港湾・埠頭・岸壁・漁港・桟橋に配置されています。

そこには一般人が自由に立ち入れることもありますが、「関係者以外立入禁止」になっている場所もあります。こうした場所に立ち入ってはいけません。私有地への許可なき立ち入りはもちろん禁止です。

立入禁止エリアに侵入して発生したトラブル等について、当サイト管理人は一切の責任を負いません。

間違えて立入禁止エリアに侵入し、関係者から注意を受けることのないようにしましょう。もし注意・警告を受けた場合は素直に謝って直ちに移動しましょう。

あくまでも謙虚な心を忘れずに。

写真撮影について

巡視船に出会えた時は写真を撮りたくなるのが人情だと思います。

ただし、その巡視船で海上保安官の方々が作業をしている場合は配慮をしましょう。私は撮影してもよいか迷う時には「船を撮影してもいいですか?」と尋ねるようにしています。
もし断られたら素直に従いましょう。

しかし、私の経験上きちんとあいさつをしてお願いした場合に、写真撮影そのものを断られたことはありません。大体の場合は立入禁止エリア外からの撮影であれば認めてもらえると思います。

もし気兼ねなく写真を撮りたいのであれば、海上保安庁が開催する一般公開イベントに参加しましょう。イベント開催時であれば、海上保安官のみなさんも船を撮られることを前提にしているはずですから。

過去に、内部の船橋部分について撮影不可だった例もありますが、特に指示されない限りは写真撮影はOKです。

巡視船マップを公開することの是非について

巡視船マップを公開するに当たって、管理人:オフネは相当悩みました。

そもそも巡視船の停泊場所を広く一般に公開することは許されるのか?という点についてです。

というのも、
日本の海上保安庁は警察捜査機関でもあって、その行動には一定の機密性が求められているためです。特に密航・密輸出入・密漁対策のために、海上保安庁側の動きを秘匿しておく必要があることは容易に想像できます。

しかし、
巡視船艇は海上保安部・海上保安署の近くに係留されるのが通常であって、それら官公署の所在地は広く一般に公開されています。また、巡視船の船体そのものは目視で確認することができ、特段の構造物やカバーで隠匿されてはいません。したがって地元の市民にとっては、いつも一目瞭然の存在でもあります。

上述の稚内市の【りしり】や【もとうら】が良い例ですね。

その他、最近ではAIS(自動船舶識別システム)やそれを元にしたアプリによって、巡視船を含めた船舶の動向を確認することが簡単になっています。

以上のことを様々に考慮した結果、巡視船マップを公開することにしました。さらに巡視船マップが悪用されるデメリットよりも、これを利用して海上保安庁のことを知ってもらえるメリットの方が大きいと判断しました。

何はともあれ、
当サイトが海上保安庁の業務を阻害することは決して本意ではありません。したがって海上保安庁から当サイトの運営に関する何らかの要請があった場合は、原則としてこれに従います。

同様にGoogleマップの提供元であるGoogle社の定める規約等も遵守していく所存です。

ルールとマナーを守って楽しみましょう

以上、大事なことをお話ししてきました。

改めて大切なことは、海上保安庁や関係者のみなさんに迷惑をかけないことです。でも、これはそんなに難しいことではないと私は思っています。

ルールとマナーを守って巡視船めぐりを楽しみましょう!

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